前立腺がんの治療
Treatment
前立腺がんの治療について
About Prostate Cancer Treatment
前立腺がんの治療には、手術、放射線、重粒子線、フォーカルセラピー、薬物療法など、さまざまな治療法があります。新しいフォーカルセラピーとして注目される「タルサ」は、前立腺全摘手術や放射線(重粒子線)と同等のがん制御効果があり、さらに、治療の後遺症である排尿・排便トラブルやEDが少ないのが最大の特徴です。
タルサの利点
TULSA Benefits
-
手術・放射線
(重粒子線)と
同等のがん制御効果 -
尿漏れ、EDなど
合併症・後遺症が
圧倒的に少ない -
メスを入れない、
被ばくしない治療で回復も
早く通院回数も少ない
前立腺がんの治療の特徴
Features of Prostate Cancer Treatment
タルサ | 手術 | 放射線 | 重粒子線 | |
---|---|---|---|---|
治療範囲 | がんの状態にあわせて焼灼 | 前立腺すべてを摘出 | 前立腺すべてに照射 | 前立腺すべてに照射 |
治療効果の確認 | 治療直後に確認可能 | 摘出した前立腺から病理検査を行い 再発率などを予測 |
PSAを長期的に検査確認 | PSAを長期的に検査確認 |
治療(入院)期間 | 入院治療で3泊4日 | 腹腔鏡手術で約1週間入院 開腹手術で約2週間入院 |
照射通院回数35~40回 | 照射通院回数12回 |
社会復帰 | 治療直後から可能 | 週単位で可能 | 治療直後から可能 | 治療直後から可能 |
再発した際の治療選択 | ・タルサ再治療 ・全摘手術 ・放射線、重粒子線 ・薬物治療 |
・放射線 ・薬物治療 |
・タルサ治療 ・薬物治療 |
・タルサ治療 |
合併症・後遺症 | 治療直後に、一時的な排尿障害がでるケースもある | 尿漏れ、尿失禁、勃起不全(ED)など | ・治療中 / 排尿障害、頻尿など ・晩期障害 / 血尿、血便など ・勃起障害 |
・治療中 / 排尿障害、頻尿など ・晩期障害 / 血尿、血便など ・勃起障害 |
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注目される前立腺がん
フォーカルセラピー
Focal Therapy
がんの病巣のみを治療し、効果的でかつ、体への負担が少ない治療として注目されるフォーカルセラピー。現在、タルサをはじめ、「HIFU(高密度焦点式超音波療法)」、「凍結療法」など、さまざまな治療法が実用化されています。
※フォーカルセラピーは、健康保険が適用されない自由診療になります。
新しいフォーカルセラピー「タルサ」
フォーカルセラピーとは、監視療法と手術などの治療の中間に位置する治療です。がんを治療しながら、正常組織を可能な限り残して、治療と身体機能の維持の両立を目指します。タルサは、体への負担や、合併症・後遺症が非常に少ない、新しいフォーカルセラピーとして注目されている治療法です。
タルサ | |
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前立腺体積縮小率 | 90% |
PSA低下率 | 92% |
術後1年以降の生検で がんが検出されない率 |
65% |
勃起障害残存率 | 23%(1年目) |
尿失禁残存率 | 2.6%(1年目) |
尿道狭窄発生率 | 2.6% |
直腸穿孔発生率 | 0% |
尿閉(一時的に自力で尿を出せない) | 8.7% |
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*TULSA治療成績/米国第2相臨床試験の結果
*HIFU治療成績/EDAP社Ablatherm米国FDA承認時データ