タルサ治療についてよくあるご質問
Q&A
治療の適応について
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A.
ステージ1、2までの低~中リスクの限局性前立腺がんの方が対象です。
また、放射線(重粒子線)治療後の再発時も、タルサ治療が適応になる場合もあります。
一度、当院へご相談ください。 -
A.
局所進行がんの方、リンパ節転移、遠隔転移がある方は、タルサ治療が行えません。
また、MRI不適合の体内金属・機器を有する方、重度の心肺機能低下で安全に全身麻酔ができない方、前立腺内部で、がん病巣と尿道の間に、高度の石灰化が存在する方も治療が行えません。詳しくは当院へご相談ください。
治療の内容について
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A.
タルサ治療は、治療後、麻酔終了前に、がんが適切に治療出来たかどうかをMRIで確認できるため、再発のリスクが低減します。また、がん抑制効果は、前立腺全摘手術、放射線(重粒子線)治療と同じです。
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A.
全身麻酔のもとで行うため痛みを感じることはありません。治療後、排尿時に軽い痛みがでる場合もありますが、数日で落ち着きます。その際は、痛み止めを使用します。
治療後のこと
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A.
治療後は1か月程度、一時的に排尿障害が出る場合もあります。
前立腺がんの治療後によくある尿漏れ、失禁、EDといった合併症は最小限です。 -
A.
治療当日に、夕食(食事)や歩行が、翌日には、シャワー浴もできます。メスを入れない、放射線被ばくがないため体への負担が少なく、早期の社会復帰も可能です。医師と相談し、体調を見ながら、仕事や趣味など積極的にチャレンジしてください。
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A.
タルサ治療後、1年間は1か月に1度、2年目以降は、3~6か月ごとに経過観察を行います。
タルサ治療のがん制御効果は、手術、放射線(重粒子線)治療と同等です。治療後は、通院、検査の指示を守り、自分らしい毎日をおすごしください。
費用のこと
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A.
タルサ治療は、自由診療で医療保険の対象外なります。
治療費は、3泊4日の入院で税込約250万円です。
症状や追加治療により、加算される場合があります。詳細は当院へお尋ねください。